投稿者:斉藤稔(技術士(機械))
2017年12月、中小企業診断士試験に合格した。
試験の詳細は中小企業診断協会のHPを見ていただければと思うが、実は中小企業診断士には試験に合格しただけでは成れないのである。
試験に合格したのち3年以内に5日間×3回の実務補習を受ける必要がある。
これは、実際に中小企業に赴き、その企業をリアルに診断して、実務の基礎を身に付けるためのものである。
5、6人でチームを組み、共同で一企業の診断報告書を纏め上げる。
初日のヒヤリングから診断企業へのプレゼンまで、チームで集まって作業する日が5日間、自宅で個別作業する日が6日の11日間の作業を、3セット行う。
因みに自宅で作業する日は、実習の日数にはカウントされない。
あくまでも集まって作業する日が5日間で1回の実務補習となる。
ヒヤリングとプレゼンの日は、間違いなく仕事を休む必要があり、それ以外の日も本業の仕事をしながらになるので、かなり大変な作業だった。
私のチームは、皆若くて大手企業や金融機関、国家公務員と優秀な人材ばかりだった。
私は40代後半だが、40代は私だけ。
皆20代と30代だ。
ちょっとショック…
それでも、皆本当に一生懸命に診断に取り組み、互いに切磋琢磨出来たと思う。
集まって作業する日は朝から終電まで、自宅作業日も深夜までラインで情報交換。
やり遂げた時には、達成感と一体感が生まれていた。
とても充実して有意義な経験だったが、私が実務補習を行なったのは2018年8月5日間を1回だけ…
これをまだ後2回やる必要がある…
先は長い。