飼い猫

投稿者:斉藤稔(技術士(機械))


先日、飼い猫が死んでしまいました。

ねこ白血病?みたいな病気だったのですが、有効な治療法も無く、日々調子の良い時と悪い時を繰り返していました。

最近は調子が悪い時間のほうが長く、死期の近づきを感じていました。

ねこって自分で毛づろいをしますが、調子の良い時は毛艶があり毛並みがすごく良いんです。

でも調子が悪いときは、ボサボサ。

この子は野良猫でした。

家の裏庭で野良猫が子ねこを2匹出産。

いつの間にか親猫と子ねこ1匹だけ居なくなり、この子は置き去りでした。

何日か様子を見ていましたが、親猫はいっこうに現れない。

このままでは死んでしまうと、我が家で引き取りました。

半年ほど経ってねこ白血病が発覚。

それから約2年間、病気と付き合いながら一緒に暮らしました。

親猫はわかっていたのでしょうね、この子が長く生きられないことを。

だから考えてしまいます。

親猫が下した決断どおり、生まれて直ぐに命を閉じたほうが良かったのか?

苦しみながら生きた方が良かったのか?

でも、この子が我が家に与えてくれたものは、かけがえの無いものだった事だけは確かです。

家猫だったので、今は自由に好きな場所に行ってると思います。