故郷 “土佐”に想う

投稿者:大川秀夫(技術コンサルタント)


“土佐の高知の~はりまや橋で~坊さんカンザシ・・・”
「故郷、土佐」を離れて50年、
年に一度の夏祭り「よさこい踊り」が待ち遠しい歳になった。

生まれ育った我家の近くには、川底の小石がくっきり見え、

手ですくって顔を洗い、のどを潤した「鏡川」、
裏山は小高い丘に「高知城」、
市内を走るチンチン「路面電車」、
長い帯を解いたような商店街「帯屋町筋」、
山のような洗濯物を母親と「タライで手洗いした毎日」、

オリンピックを夢見て友と練習に・練習、
「歩けなくなるまで汗を流した」中学・高校時代・・

次の夢を、別の世界を期待し、
「都会にあこがれ上京」した学生時代・・

限りないほど残る
「故郷土佐の思い出、その風景は今も変わらない!」・・

変わったのは、
もう「生まれた家もなく、父も母も・・いない」ことだ・・

家内も、土佐湾の海辺が故郷、
話題が「昔に回帰する」機会が多くなった。

懐かしんでばかりではいられない!

年に一度は故郷土佐の地で、
「旧友を探し、孫と遊び・語り継ぐ楽しみ」
を励みに生きてゆかねば!